◆プロボクシング ＷＢＡ＆ＩＢＦ世界バンタム級（５３・５キロ以下）タイトルマッチ１２回戦 王者・井上尚弥―ジェーソン・モロニー▽スーパーライト級（６３・５キロ以下）ノンタイトル戦 平岡アンディ―リッキー・エドワーズ（１０月３１日＝日本時間１１月１日、米ネバダ州ラスベガス ＭＧＭグランド）
ＷＢＡ＆ＩＢＦ世界バンタム級統一王者・井上尚弥（２７）＝大橋＝が現地時間２６日、ジェーソン・モロニー（２９）＝オーストラリア＝との防衛戦に向け、滞在先のラスベガスで渡米後６日目となる練習を行った（１９日は検査のため、２５日は完全休養日のため練習せず）。
大橋秀行会長（５５）が「この一週間で１番の寒さ」とコメントするなど、この日の最高気温は１５度。尚弥が練習していた時間帯には１３度、湿度６％を計測した。前週までは昼間は気温３０度近くあったという現地の気象変動に「ラスベガスの乾燥地帯 洗礼を浴びてる」と泣き顔のスタンプをつけた。そのうえで、日本から持ち込んだ加湿器を部屋に２台置いて対策しているという。
この日は、練習場のトップランクジムで、現地のメディアからインターネットを使った取材を受けた。３社から別々に各１５分ずつ質問を受けたために同じ質問も出たが「尚弥はイヤな顔をせずに丁寧に答えていた」（大橋会長）という。
取材が終了すると、プロモーションの一環としてグラブ３０個にサインをした後、２時間ほどジムで汗を流した。井上はインスタグラムのストーリーズ機能に、「大事な拳、入念に。」などとしっかりとバンデージを巻いてもらう写真や動画などをアップ。「最終確認」として「明日で試合前最後のトレーニング １％のズレもないように」などと決意を示した。２７日の練習で状態の最終チェックを行い、ＭＧグランド入りする。
減量もいよいよ佳境を迎えるが、尚弥はツイッターで「ＭＡＸ鈴木さんの大食いを観る時期になってきた！笑 お腹いっぱい。笑」（原文まま）とつぶやいた。尚弥は、減量が大詰めを迎えた時、『大食い選手』鈴木さんがもりもり食べる映像を見て、自分も食べているような感覚になるような“メンタルコントロール”を行っているという。
ちなみに、尚弥がこのツイートした２７日には、ＭＡＸ鈴木さんの誕生日。本人はツイッターで「とんでもない誕プレをもらってしまった、、、、、」と驚いていた。
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2020-10-27 03:10:00Z
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