直近10戦で8発…本塁打王争いで独走
■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で右翼席へ2戦連発となる24号逆転2ランを放った。これで直近10戦で8発目。本塁打王争いでは両リーグ1位につける。投手もこなしながら、他を圧倒する打撃を披露する大谷に、地元放送局も「彼は惑星上最高の野球選手です」と賛辞を惜しまない。
エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」では、試合後に試合を総評。大谷が、相手右腕グリンキーのカーブを捉えて今季自己最速弾としたことについて、解説の元ツインズのデニー・ホッキング氏は、「あれほど強く打つには、投手の球威を利用しなければいけません。70マイル(約112.7キロ)のカーブ? それで、今シーズン最速の打球速度117マイル(約188.3キロ)には感心させられました」と分析。続けて、「もっと感心させられたことは、前打席で三振したカーブを捉えたことです。修正能力ですね」と評価した。
実況を務めるパトリック・オニール氏は、「ショウヘイが成し遂げていることは、現実離れしています。彼は惑星上最高の野球選手です」「彼は15試合連続安打、22試合連続出塁、7試合連続長打を記録中です。彼は多くの指標で(現在)MLBをリードしています。これは冗談ですか?」と苦笑い。さらに「彼は水曜日(同22日)に登板します。被打率はリーグトップです。彼は現役で最高の選手です。あと少しで、殿堂入りに入れてもいいかもしれません。私たちが見ていることは信じられないことです」と、二刀流での活躍に目を見開いていた。
(Full-Count編集部)
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2023-06-19 00:36:42Z
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