Sabtu, 07 Januari 2023

東福岡が6大会ぶり7度目V 藤田雄一郎監督「緑の壁をやりつづける。それができた60分間」 報徳学園は悲願の初優勝ならず/高校ラグビー - サンスポ

前半、先制のトライを決める東福岡・上嶋友也=花園ラグビー場(撮影・薩摩嘉克)

第102回全国高校ラグビー決勝(7日、報徳学園10-41東福岡、花園I)東福岡が報徳学園(兵庫)との花園初対決を制し、2016年度の第96回大会以来、6大会ぶりの優勝を飾った。7度の優勝は秋田工の「15」、同志社(京都)の「9」に次いで、啓光学園(現常翔啓光学園)に並んで3位となった。

試合は東福岡のキックオフで開始。報徳学園のキックをチャージし、ラックから右に展開。WTB上嶋友也(3年)が右隅に飛び込んで、ノーホイッスルトライで先制(G失敗)。さらに前半12分には相手ボールラインアウトからBKがボールをつないで、FB石原幹士(3年)がインゴールに飛び込んだ(G成功)。敵陣に攻め込んだ報徳学園は22分、NO・8石橋チューカ(3年)のチャージから起点を作り、CTB炭竈柚斗(3年)がトライを奪い、ゴールも決まって、東福岡の5点リードで前半戦を終えた。

後半、PGで2点差に詰め寄られた東福岡は10分、SO高本とわ(3年)のショートキックをCTB西柊太郎(3年)がキャッチして飛び込んでトライ(G成功)。後半だけで4Tを奪って突き放し、41ー10で7度目の頂点に立った。創部70年の報徳学園は春の選抜、夏の7人制に続く3冠を目指したが、東福岡の堅守と細かなミスも重なり、初の優勝を逃した。東福岡・藤田雄一郎監督(50)は「すごい3年生だと思います。緑の壁をやりつづける。それができた60分間。3年生の底力ってすごい。(選手には)ありがとうしかないです」と語った。

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2023-01-07 06:21:22Z
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