Sabtu, 21 Januari 2023

〈速報〉朝乃山、初の十両優勝 亡き恩師に捧ぐ…命日に初白星 大相撲|スポーツ|富山のニュース|富山新聞 - 北國新聞デジタル

 大相撲初場所(両国国技館)14日目の21日、元大関で西十両12枚目の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は、東7枚目の千代の国(九重部屋)を寄り倒しで下し、13勝目を挙げた。東十両5枚目の金峰山が東前頭15枚目の剣翔に敗れたため、千秋楽の22日を待たずして、朝乃山の初の十両優勝が決まった。

 大切な日に白星をつかんだ。21日は6年前に病気のため、40歳で亡くなった富山商高相撲部監督の恩師・浦山英樹さんの命日。朝乃山は鋭い踏み込みから右を狙い、千代の国に突き落とされて体勢を崩すも耐え、気迫のこもった寄りで勝負を決めた。

 幕内時代の18~21年のこの日は黒星を喫し、昨年は新型コロナ感染対策ガイドライン違反による6場所出場停止処分中で土俵に立てなかった。初めて天国の恩師に勝利をささげるとともに、十両優勝の朗報も届けることができた。朝乃山は「白星が取れてよかった」と安堵した。

 11日目に初黒星を喫したが、引きずることなく3連勝した。千秋楽も勝って14勝での優勝となれば、十両1場所通過での再入幕もあり得る。

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2023-01-21 08:13:09Z
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