今年3月に開幕する野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、3大会ぶりの頂点を狙う日本代表「侍ジャパン」。大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ有(パドレス)ら大リーガーの参加表明が相次ぐ中、1次リーグで日本代表に立ちはだかるのが韓国代表だ。ただ、一部の韓国メディアは「侍ジャパンとは大きな戦力差がある」と指摘。1次リーグ敗退に終わった前回大会の雪辱に燃える韓国代表だが、国内メディアを中心に危機感を募らせている。
韓国メディア「客観的な戦力では日本に押される」
4日に韓国野球委員会(KBO)が発表した韓国代表30人には、米大リーグでプレーする金河成(パドレス)、トミー・エドマン(カージナルス)、崔志万(パイレーツ)の内野手3人が名を連ねた。
韓国代表で特に注目されるのはエドマンだ。聯合ニュースによると、母親が韓国出身。昨季は153試合に出場して打率・265、13本塁打、32盗塁をマークするなど俊足が持ち味で、韓国代表では中心選手として期待される。
だが、韓国代表に対する国内メディアの視線は厳しい。
スポーツソウル(日本語電子版)は昨年12月28日、「〝歴代最強〟侍ジャパンと大きな戦力差…スター揃いの日本と韓国はどう戦うべきか」との見出しで特集記事を掲載した。記事では「侍ジャパンが歴代最強のチームを構築している。特に先発陣は米メジャーリーグのワンツーパンチ(大谷、ダルビッシュ)に加え、今後メジャーのマウンドに上がるであろう実力十分の投手が並んで布陣した」と指摘し、プロ野球のパ・リーグで活躍する山本由伸(オリックス)、佐々木朗希(ロッテ)についても言及。一方、韓国代表については「客観的な戦力では日本に押される」と分析した。
3月10日には1次リーグで「直接対決」
中央日報(日本語電子版)は今月2日、「危機の韓国野球、WBCとアジア競技大会で再飛躍を狙う」との見出しで特集記事を掲載。記事では「新型コロナで大きな打撃を受けたのに続き、選手らの問題行動も相次いだ。観客の入場が可能になったが、今年の観客は600万人に終わり、4分の3水準にとどまった」(原文ママ)と韓国プロ野球の人気低下を指摘した上で、「開幕直前の3月に開催されるWBCの成績がプロ野球の人気に直結しなければいけない」と報じた。
東京ドームで行われるWBC1次リーグで韓国代表はB組に入っており、3月10日には日本代表とも対戦する。WBCをめぐっては、2009年の第2回大会決勝で延長戦の末に韓国代表を破って連覇を達成するなど、日本代表にとっても因縁の相手だ。
昨年行われたサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会では実現できなかった直接対決だが、WBCの舞台では日韓による久々の激闘が期待される。(浅野英介)
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2023-01-05 02:16:46Z
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