日本ハム宇佐見真吾が思わぬ形でヒーローになった。同点の9回無死一、三塁から打ち上げた打球は、ふらふらっと左翼方向へ。「打った瞬間、やっちゃった、という感じでした」。

上空に上がって約6秒。力のない飛球も、ロッテの左翼高部の数メートル手前にぽとりと落ち、三塁走者が生還し、サヨナラ勝ちとなった。「何とか決めようと思ったが、めちゃくちゃ浅くて。落ちると思わなかったので、びっくり」と苦笑いだった。

▽日本ハム新庄監督(今季初のサヨナラ勝ちで2勝目)「今日は選手に聞いてあげて!選手!選手!」