フィリピンのドゥテルテ大統領の長女で南部ダバオ市長のサラ氏(43)は13日、2022年5月の大統領選にあわせて実施される副大統領選に立候補した。一方で、政界引退を表明したドゥテルテ氏も副大統領選に出馬するとの観測が出ており、15日に届け出が締め切られる正副大統領選を巡る情勢は混沌(こんとん)としている。
地元メディアによると、サラ氏は11日、アロヨ元大統領(在職2001~10年)らを輩出した右派政党「ラカスCMD」に入党した。同党から出馬が決まっていた副大統領候補と入れ替わる形で出馬する。故マルコス元大統領(同1965~86年)の長男で別の政党の大統領候補、フェルディナンド・マルコス元上院議員(64)は、サラ氏を公認候補としてコンビを組むと表明した。
これまで大統領選の支持率調査では、サラ氏が首位を走ってきた。このためドゥテルテ氏が所属する与党「PDPラバン」はサラ氏の擁立を試みてきたが、サラ氏自身は固辞していた。
憲法で大統領再選が許されていないドゥテルテ氏は、副大統領選への出馬を決めた後で撤回したが、再び出馬するとの観測が浮上しており、父娘が対決する可能性も出てきている。【バンコク石山絵歩】
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2021-11-13 10:49:57Z
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