沢村栄治氏を記念し、最も優れた先発完投型の本格派投手に贈られる「沢村賞」の選考委員会(堀内恒夫委員長)が22日、都内で開かれ、オリックスの山本由伸投手(23)が初受賞した。
山本は26試合に登板し、18勝5敗、防御率1・39で、勝率.783、206奪三振と5項目でクリア。完投数6、投球回193回2/3は及ばなかったが、全会一致での選出となった。
シーズンでは最多勝、防御率、最多奪三振、勝率第1位の先発投手タイトル4部門を独占。今回の沢村賞受賞で、4つのタイトルと表彰を合わせて、先発投手としては5冠目となった。
ついに先発投手最高の勲章を手にした若きエースは「歴史のある賞なので本当にうれしく思います。とにかく一番素晴らしい賞なので心からうれしく思いますし、本当に自信になります」と満面の笑み。満場一致での選出に「本当に誰かに評価されるというのはすごく嬉しく思うので、皆さんの意見が一致で選んでいただき益々うれしいです」と喜んだ。
選ばれた理由を「タイトルを4つ一応とれたので、そういった部分が良かったのかなと思います」と自己分析。「ここっていうポイントはないんですが、シーズン終盤になっていくにつれて、自分の数字がすごく良い数字で、良い数字が出てきていたので、少し手応えは感じました」と明かした。
ダルビッシュや田中将大など沢村賞を受賞後、海を渡りメジャーで活躍した投手も多い。大リーグへの思いを問われると「まったく今のレベルで通用すると思わない。とにかく1日1日練習して頑張りたいと思います」と謙虚に語った。
チームは現在、日本シリーズのまっただ中。勝敗次第では第6戦の先発が有力視される。「(先発した)初戦は最後、逆転していただいて勝てたので、次は自分がチームを勝たせられるようなそんなピッチングがしたいと思います」と意気込んだ。
選考委員長である元巨人監督の堀内恒夫氏は「全会一致。数字を見ると他の投手とは比べようがないくらい突出している。それが全会一致の理由」と説明した。
【沢村賞選考委員】◎は委員長、敬称略
◎堀内 恒夫、平松政次、村田兆治、北別府学、山田久志
※北別府氏は欠席。
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2021-11-22 08:00:00Z
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