SMBC日本シリーズ2021第4戦 ヤクルト2―1オリックス ( 2021年11月24日 東京D )
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(73)が25日、自身のブログを更新。24日の「SMBC日本シリーズ2021」第4戦で6回3安打1失点(自責0)と好投し、プロ20年目で日本シリーズ初勝利を挙げたヤクルトの石川雅規投手(41)を称えた。
「緊張感」のタイトルで更新したブログで「ホントいい試合が続くね」と書き出した堀内さんは石川について「来年1月で42歳になるんでしょ?シーズンの防御率が3.07でこの大舞台を1点に抑えちゃうんだから。ベテランがこういうピッチングしてくれると盛り上がるよね。頼りになります」とその投球術と精神力に舌を巻いた。
「パ・リーグにあまりいないタイプのピッチャーというのもあるけれど石川くんも1球1球思い残すことなく自分のピッチングをやり切った結果だろうね」と堀内さん。「かたやオリックス。負けが続いて少し緊張感が出てきたかな。さぁ、今日の試合も楽しみだ」とブログを締めくくった。
石川はヤクルトが前回出場した2015年の日本シリーズ(対ソフトバンク)では2度先発しながらいずれも5回もたずに敗戦投手に。6年前の“忘れ物”を取りに来たこの日のマウンドでは5回までわずか1安打で無失点に抑えた。直球のスピードは130キロ前後ながらスライダー、シンカーなど多彩な変化球を駆使したベテランらしい緩急と投球術で3回、4回、5回をいずれも3者凡退。6回には味方の失策で追いつかれ、一度は勝利投手の権利が消滅したが、その裏、どうしても石川に勝たせたい打線が即座に勝ち越してプロ20年目で日本シリーズ初勝利を手にした。
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2021-11-25 06:28:00Z
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