ソフトバンクは30日、デニス・サファテ投手(40)が今季限りで引退すると発表した。
サファテは球団を通じ、コメントした。
「本日(11月30日)をもって、私と福岡ソフトバンクホークスとの契約が終了しました。この3年間は私のキャリアの中で最も厳しいシーズンでしたが、素晴らしいものにはいつか終わりが訪れます。私は、これ以上ない最高のフロントオフィス、コーチ、選手たちが揃った最も素晴らしいチームでプレーする機会に恵まれました。その間、日本一5回、リーグ優勝も3回果たすことができました。2014年シーズンから私にチャンスを与えてくれたホークスに感謝したいと思います」とつづった。
「まず最初に、孫オーナーに感謝します。彼はどんな犠牲を払っても勝利を求める方で、いつも優勝を狙えるチームを準備してくださり、また選手としての私を信頼してくださり、ありがとうございました。また後藤社長と三笠GMにも、私が故障してチームに貢献できなくなった間もずっと私を励まし、サポートしてくださったことに感謝します。私にとって初めてのホークスの監督だった秋山さん。2014年に私をクローザーとして使い始めてくれ、常に私のことを信じ続けてくれたことに感謝します。そして工藤さんにも感謝しなければなりません。皆さんは知らないかもしれませんが、工藤さんと奥様は常に私のことをサポートし続けてくれました。たくさんのメッセージを送ってくれたり、私がリハビリを行っている間にわざわざアリゾナまでサプライズで会いに来てきてくれたり…彼のリーダーシップとサポート、そして私の家族に対する愛に感謝します」と、フロント陣や監督、コーチへの感謝を述べた。
「他のチームメイトとは別にコメントしなければならない選手が数人います」とし、「まずは細川(細川亨)さん。会った初日から私にスプリットを投げさせ、私に新しいチャレンジをさせながら、レベルアップさせてくれました。高谷さん、あなたはいつも私の気持ちをくんでリードをしてくれ、私が投げるイニングを楽にさせてくれました。拓也さん、あなたは、私はクイックが苦手だったのに、よく盗塁を刺してくれました。私をより良いピッチャーにしてくれたあなた方に心から感謝します」と歴代の捕手を務めた細川、高谷、甲斐を称えた。
先発陣に向けて「いつも自分のことを信頼してくれ、セーブの機会を作ってくれてありがとう。皆さんの頑張る姿、トレーニングにも真剣に取り組む姿を見るのがとても大好きでした」とつづり、「リリーフのみんな。ブルペンで私の冗談を笑ってくれ、私の話を聞きたくない時でも話をさせてくれ、試合に呼ばれた時にはいつも100%の力を出し切ってくれてありがとう。我々はNPBで最高のブルペン陣だったと思います。みんなが持っている才能は最高のレベルにあると思います。あなた達と一緒に過ごした時間がとても恋しいです」と熱い気持ちを記した。
さらに「ユイト・モリ。僕と親友になってくれてありがとう。あなたのお陰でレベルアップできました。少しでも自分が気を抜けば、すぐにあなたが私のクローザーの仕事を取ることを分かっていたからです。いつも一緒にトレーニングをしながら、あなたはとてもよく頑張りました。あなたや仲間たちと行ったディナー、あなたのそのキャラが恋しく感じます。あなたのこれまでの頑張りにより今のあなたがあるのです。9回はあなたのものです、250セーブ目指して頑張ってください!!!」と、森に守護神を託し、エールをおくった。
日本は「第2の故郷」とし、ファンにも感謝。「日本で過ごした11年間に学んだ多くのこと、出会った多くの友、信じられないほど多くの美味しい食べ物。それらすべてを愛していますが、何よりも私は日本の文化の一部にすっかりハマってしまいました。日本で過ごした時間を永遠に大切にしたいと思います。日本での野球人生は、私が望んだ形で終わることができませんでしたが、それもまた野球だと思います」と現状を受け入れている様子だ。
リハビリで回復の手応えをつかんでおり「来年もまたマウンド復帰を目指して頑張ってみようかと思っていましたが、先日、妻が妊娠していることが判明し、私がこれまでのように復帰に向けてチャレンジすれば彼女に負担がかかってしまいます」と夫人が妊娠していることも発表。
「神様を信望する家族として、私たちは話し合い、ここで私の現役野球人生にピリオドを打つことを決めました。私はこの先もう野球をプレーすることはありませんが、将来的にはこれまでの経験とチームメイトの成長をサポートした経験を活かし、ホークスがこの先も常勝チームであり続けるために何らかのお手伝いができればと願っています。これは永遠のお別れではなく、一時的なものです。また近いうちにお会いしましょう!King of Closer」と締めくくった。
サファテは2011年に来日し、広島でプレー。西武を経て、14年からソフトバンクへ。15年から3年連続でセーブ王に輝き、2017年にシーズン54セーブを記録するなど絶対的守護神として貢献した。同年には日本シリーズで外国人選手としては53年ぶりのMVP、正力松太郎賞を外国人選手で初受賞し、通算234セーブとして名球会入りまであと「16」と迫っていた。しかし、18年に右股関節を手術。昨年8月には再び痛みが出て米国に帰国。10月に米コロラド州の病院で右股関節変形性股関節症の人工股関節置換術を受けてリハビリ中だった。
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2021-11-30 06:57:00Z
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