伊藤美誠 Photo:Itaru Chiba
「世界卓球2021ヒューストン」<11月23~29日/アメリカ・ヒューストン>大会3日目の25日、女子シングルス3回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク3位)が芝田沙季(ミキハウス/同43位)をゲームカウント4-3で破り、ベスト16となる4回戦に駒を進めた。
片や幼少期から将来を嘱望され、日本のエースに登り詰めた伊藤。片やミキハウス入社後に躍進し、24歳で世界卓球初代表となった芝田。日ごろより猛練習で実力を培う2人の日本勢対決となった。
伊藤は第1ゲームからバックを攻めて、芝田の強烈なフォアを封じる。ときおり空いたフォア側も突いて得点する効率のいい卓球で、11-6と先制する。
2ゲーム目はサーブでのエースと、サーブミスをお互いが連発するナーバスな展開。最後は芝田が持ち前のフォアハンドを振り、11-9で取り返す。
芝田沙季 Photo:Itaru Chiba
第3ゲームもサーブミスが出る伊藤。逆に芝田はバックへのロングサーブで伊藤のレシーブを限定し、中陣からのフォアドライブで攻め込んで11-6で連取する。
4ゲーム目も6-6まで競るが、伊藤はここから長短のサーブでのエースと速攻で11-6と奪い返す。次も7-7の場面で伊藤が技ありのブロックを見せ、流れをつかみ11-8で取った。
しかしこの試合は一方的にならない。6ゲーム目は芝田が出足で3点取り、その後もラリー戦でことごとく上回り11-2で一気に奪う。
伊藤美誠 Photo:Itaru Chiba
最終ゲーム最初の1本、伊藤は勝負のロングサーブでエースを取り、その後も逆チキータやサイドを切るフォアハンドなど、引き出しの多さでリードを奪う。
芝田も食い下がるが、6-4の場面でバックハンドがネットインで入った伊藤が波に乗って11-6で押し切った。
実力者・芝田に苦しめられながらも、最後は伊藤が日本のエースらしい強さを見せた。
【世界卓球2021ヒューストン】
<女子シングルス3回戦>
伊藤美誠 4-3 芝田沙季
11-6/9-11/6-11/11-6/11-8/2-11/11-6
日本人対決は大激戦となった Photo:Itaru Chiba
■世界卓球2021 各種目日程・結果速報
■世界卓球2021ヒューストン トーナメント表
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiP2h0dHBzOi8vd3d3LnR2LXRva3lvLmNvLmpwL3RhYmxldGVubmlzL25ld3MvMjAyMS8xMS8wMjEzMzYuaHRtbNIBQ2h0dHBzOi8vd3d3LnR2LXRva3lvLmNvLmpwL3RhYmxldGVubmlzL25ld3MvMjAyMS8xMS8wMjEzMzZfYW1wLmh0bWw?oc=5
2021-11-26 01:41:42Z
1187271380
Tidak ada komentar:
Posting Komentar