Jumat, 12 November 2021

村元・高橋組、氷上で舞った「ソーラン節」 フィギュアNHK杯 - 毎日新聞 - 毎日新聞

アイスダンスのリズムダンスで演技する村元哉中、高橋大輔組=東京・国立代々木競技場で2021年11月12日、手塚耕一郎撮影 拡大
アイスダンスのリズムダンスで演技する村元哉中、高橋大輔組=東京・国立代々木競技場で2021年11月12日、手塚耕一郎撮影

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は12日、東京・国立代々木競技場で開幕してアイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、村元哉中(かな)、高橋大輔組(関大KFSC)は70・74点で6位となった。

 日本ではおなじみの「どっこいしょ、どっこいしょ」のかけ声が会場にこだました。北海道民謡「ソーラン節」の独特な調べに乗って、村元、高橋の「かなだい」ペアは軽快に氷上を舞った。日本勢で国際大会初の70点台に、村元は「正直何点出るか分からなかった。良いスタートができた」と喜び、高橋も「この評価は素直にうれしい」と破顔した。

 2010年バンクーバー五輪男子銅メダリストの高橋は昨季からアイスダンスに転向。シングルで活躍していた頃よりも髪を伸ばしたが、変わったのは見た目の雰囲気だけではない。アイスダンスは演技の要素にジャンプはなく、ステップやターンで2人の調和が求められる。女性を男性が持ち上げるリフトもある。

 この日の高橋は、がっちりとした腕で村元を持ち上げると、背中を反らせてアクロバティックな体勢となった村元の脚を両肩にうまく乗せつつ回転。この「ローテーショナルリフト」は最高評価のレベル4を獲得。肉体改造の成果を披露した。

 高橋は昨季について「テクニックで頭がいっぱいでパフォーマンス(表現)までいかなかった」と振り返る。今季は「技術力も向上してパフォーマンスにも力を入れて練習してきた」との言葉通り、2人が息を合わせて回転するツイズル(素早いターン)でも、「レベル4」の評価を得た。村元は「一つ一つの要素を自信を持ってできた。パフォーマンスがうまくいった」と自己評価した。

 フリーは昨季に続いて、しっとりとしたバレエ曲「ラ・バヤデール」を滑る。昨年のNHK杯がアイスダンスのデビュー戦だった高橋は「先シーズンからちょうど1年。成長を日本で見せることができれば」と意気込んだ。【倉沢仁志】

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2021-11-12 11:15:55Z
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