レッドブル・ホンダF1は、今季マシン『RB16』のバランスに苦戦。ピーキーな特性によって両方のドライバーがリアのグリップの不安定さに不満を述べていたが、チームはマシンの欠陥を特定し、最近のレースではパフォーマンスを向上させている。
「ニュルブルクリンクではここまでのシーズンでメルセデスにより近づくことができた」とヘルムート・マルコは Sky Deutschland に語った。
「我々はRB16で苦労してきたが、今ではその理由は明らかになっている。空力の不規則性に起因するエラーを発見した」
だが、ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンとのポイント差をキャッチアップし、今年のタイトル争いに勝つには遅すぎると認め、その理由の一部は、新型コロナウイルスの影響を受けた2020年シーズンの特殊性によるものだと説明した。
「今年はデザインの欠陥を修正することができなかった。また、連戦が続いたことで、最初から問題の原因を特定することは困難だった」
「幸いなことに、我々は今、正しい軌道に戻っている」
すでにメルセデスはその支配的な2020年マシンの開発を中止したが、ヘルムート・マルコは、レッドブルはプッシュし続けていくと語る。
「シャシーからもっと多くを引き出せれば、各シーズンで最高のシャシーを生産するというかつて我々がいた状況に戻ることができると信じている。
「それを達成するために最後のレースまで開発を続けていく。現在行っている変更を1対1で引き継ぐことはできないが、2021年の基礎として確実に使用することができる」
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2020-10-21 10:53:38Z
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