白血病からレース復帰した日大・池江璃花子(20=ルネサンス)が、予選で第3泳者を務めた。日大(山本、持田、池江、小堀)は3組5レーンに入った。池江はトップ東洋大と1秒69差の2番で引き継いで、順位をキープ。トップ東洋大との差を1秒35差に縮めてアンカー小堀につないだ。日大は3分45秒69で全体の2位で、決勝に進出した。

池江は1日に女子50メートル自由形に出場した。予選は25秒87で全体の6位、決勝ではさらにタイムを上げて25秒62で4位に入った。1年7カ月ぶりの復帰レースだった8月29日の東京都特別大会からわずか1カ月で0秒70もタイムを更新。その上でリレー種目について「100メートルの練習をしていなくて、1日2部練習もしていなかった。でも今日は(予選、決勝と)2本しっかり泳げていた。もし選ばれたら、使命と思って泳ぎたい」と話していた。