
モンツァ・サーキットで行なわれたF1第8戦イタリアGPは、アルファタウリのピエール・ガスリーがキャリア初優勝を挙げた。
ガスリーはこの日の決勝レースを10番手からスタート。ポジションをキープしつつ走行を重ねると、19周目に早めのタイヤ交換を敢行した。
そして、その直後にケビン・マグヌッセン(ハース)がトラブルによりマシンを止めてセーフティーが出動。加えてレース再開直後の24周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が激しいクラッシュを喫し、SCに加え赤旗中断となったことが大きくレースを動かした。
結果としてガスリーは再開後のレースを3番手の好位置からスタートすると、2番手のランス・ストロール(レーシングポイント)をターン1で即座に追い抜いた。
そして先頭を走るルイス・ハミルトン(メルセデス)には、ピットレーンへの進入が許可されていないタイミングでピットインしたことによるストップアンドゴーペナルティが科されたため、ガスリーは一気にトップに浮上したのだ。
終盤2周はマクラーレンのカルロス・サインツJr.からプレッシャーをかけられたが、ガスリーはそれを抑えきりトップでチェッカーを受け、初優勝を果たした。
チームは今年アルファタウリと名称を変えたが、彼らにとってはトロロッソ時代の2008年イタリアGP以来の勝利であり、パワーユニットを供給するホンダと2018年からタッグを組んで50戦目という節目のレースでの勝利でもあった。
アルファタウリでチーフエンジニアを務めるホンダの本橋正充は、レース後に次のようにコメントを発表。信じられない気持ちだと語り、チームやファンの応援に感謝を示した。
「本当に、今日の勝利にはアメイジングの一言です。今の気持ちをどう表していいか、言葉がみつかりません」
「ここまで一緒に歩んできたアルファタウリとの50戦目という記念のレース、そして彼らのホームグランプリで、ここまでずっと苦楽を共にしてきたガスリー選手と一緒に勝利を挙げられたことは、信じられない気持ちです」
「個人的には、赤旗中断になる前からもしかしたらという気持ちはありましたが、そのためにPUとしても最大限のパワーを送ることができました」
「今日だけでなく、ここまでの歩みも含めて、チームの全員、ガスリー選手、クビアト選手、そして応援してくれたファンのみなさまに感謝しています。本当にありがとう。そしておめでとう!」
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2020-09-06 16:17:00Z
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