
フェラーリが所有するムジェロ・サーキットでF1が開催されるのは初めてとなる。今大会はフェラーリの1000回目のグランプリであり、『Formula 1 Pirelli Gran Premio Della Toscana Ferrari 1000 2020』という記念名称がつけられている。
イタリアで2レース以上が開催される初めてとなり、また今大会は今シーズンで初めて2880名ではあるが、観客がソーシャルディスタンスを保ってグランドスタンドから観戦する。
ムジェロ・サーキットは、一周5.245kmのハイスピードコース。高低差が41.19mあり、左コーナーが6つ、右コーナーが9つの合計15のコーナーで構成されるアベレージスピードの高い高速サーキット。1km以上に及ぶメインストレート以外は、切り返しが連続するテクニカルな中高速コーナーが並び、なかでもターン8~9の“アラビアータ”は現代のF1マシンでは全開でのコーナリングが予想されている。
ピレリは、ムジェロ・サーキットにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)と最も硬いコンパウンドを持ち込んでいる。レースではハードとミディアムを使用しなければならず、予選Q3用にソフトを1セット残さなければならない。
金曜日のムジェロは快晴。気温27.3度、路面温度35.4度、湿度49.2%のドライコンディションで90分のFP1セッションはスタート。フェラーリは、今大会のために1950年のF1モナコGPでF1初参戦したマシンカラーとなるバーガンディに特別塗装したSF100を走らせている。
チームはFP1開始40分で1セットを返却し、FP1終了時に別の1セットを返却するように定められている。レッドブル・ホンダ勢がハードタイヤで走行を開始。ソフトを選んだセルジオ・ペレス以外はハードもしくはミディアムでプログラムを進める。30分が経過して全マシンの中で最後にランス・ストロールがソフトタイヤ走行を開始する。
シミュレーター技術が発展しているとは言え、特に初めてのレースのためデータ取りが重要となる。そのため序盤からほぼ全マシンがコースインして忙しくプログラムを進める。
折り返しの45分が経過した時点でタイムシートのトップに立ったのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。ハードタイヤで16周を走行し、1分19秒017をマーク。2番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.052秒差、3番手には地元フェラーリのシャルル・ルクレールがミディアムタイヤでトップから0.451秒差で続いている。
後半になるとメルセデスを始めソフトタイヤでのプログラムを開始。データ収集のために通常のFP1よりも多くの周回を重ねていく。
F1トスカーナGP フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。33周を走行して1分17秒879をマークした。チームメイトのルイス・ハミルトンは4番手(初日FP1のハミルトンはあまり当てにならない)
2番手には0.048秒の僅差でレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが続いた。フェルスタッペンも32周と多めの走行を重ねた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは約0.7秒差と出遅れているのがこれも通常通り。
3番手にはフェラーリF1のシャルル・ルクレール。ムジェロ・サーキットは過去2戦よりも相性がいいようだ。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは約1秒差の13番手に沈んでいる。
5番手には前戦優勝のアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリー。チームメイトのダニール・クビアトも7番手に続くなど、好調なスタートを切った。その前後にはルノー、マクラーレンが僅差で続いている。
レーシング・ポイント勢はソフトタイヤで走行開始するなど他とは異なったプログラムを開始しているようで18番手と19番手に沈んでいる。
F1トスカーナGP フリー走行2回目はこの後22時(現地時間15時)から行われる。
2020年 第9戦 F1トスカーナGP フリー走行1回目 結果・タイム
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP
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2020-09-11 10:52:46Z
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