七回、逆転の2ランを放ったサンズ。ハッピーハンズで大盛り上がりだ(撮影・松永渉平)【拡大】
(セ・リーグ、DeNA7-8阪神、15回戦、阪神7勝6敗2分、10日、横浜)崖っ縁の虎を救ってくれてサンキュー! 阪神はDeNAに逆転勝ち。自力優勝が消滅する可能性があった試合でジェリー・サンズ外野手(32)が七回に逆転2ラン。引き分けを挟んだ連敗を3で止めた。最もおもしろいといわれるルーズベルト・ゲームの8-7。ヒヤヒヤしたけど、頼れる主砲に感謝!
横浜の夜空に最後の希望が舞い上がる。白球が音を立てて無人の左中間スタンドに着弾した。ベンチに漂う重苦しい空気をなぎ払う4番のひと振り。殴り殴られ、一歩も引かぬ壮絶な乱打戦。とどめを刺したサンズの一撃が、自力優勝への望みをつないだ。
「1点負けている展開で糸原が何とか塁に出てくれたから、それに続こうという気持ちで打席に入ったよ。すごく厳しい状況だったけど、2ランホームランという形で逆転できてよかったね」
6-7と、この日初めて逆転を許した直後の七回だった。1死一塁で打席に向かうと、国吉のカットボールを一閃した。
4試合連続安打で9月は打率・375、10打点5本塁打と絶好調。両軍合わせて23安打15得点、かつての米大統領、フランクリン・ルーズベルトが「8対7で決着する試合が一番おもしろい」と話した“ルーズベルト・ゲーム”の主役に躍り出た。負ければ自力優勝消滅の可能性があった一戦で、虎の危機を救った。
これで17本塁打となり、チームトップの大山に並んだ。51打点、打率・292も虎1位と、3冠の活躍。いまやS砲なしの猛虎打線は考えられない中、セ・リーグ全体に目を向けても、頼もしい存在となってきた。本塁打数は巨人・岡本(19本)に次ぐリーグ2位タイ。打点でも岡本(56打点)を5差で追う4位だ。岡本はここ3試合で本塁打も打点も伸ばしておらず、まだまだ追いすがる余地がある。リーグ2冠だって夢ではない。
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2020-09-10 20:03:34Z
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