マクガフは七回、走者のいない一塁に牽制(けんせい)球を投げ、2者の生還を許した(撮影・門井聡)【拡大】
(セ・リーグ、阪神4-3ヤクルト、15回戦、阪神8勝7敗、3日、甲子園)ヤクルトは3日、阪神15回戦(甲子園)に3-4で逆転負け。1点リードの七回途中から3番手で登板したスコット・マクガフ投手(30)が2死二、三塁の場面で、無人の一塁に牽制(けんせい)球を投げ、一気に2者が生還するまさかの“珍プレー”で決勝点を献上した。最下位脱出に失敗し、5カード連続で負け越した。
いったい何が…!? 甲子園が、どよめきに包まれた。1点リードの七回2死二、三塁。マクガフが走者のいない一塁へ、まさかの牽制(けんせい)球。一塁手・坂口が飛び込んでも捕球できず、悪送球は一塁側ファウルゾーンを転々とした。
右翼手・塩見が懸命に球を追いかけたが、2者が生還。一気に逆転を許す痛恨のミス(記録はボークと失策)に、マウンドの救援右腕は茫然(ぼうぜん)自失。高津監督も険しい表情だった。
「ミスをすれば負ける。しかも1つのミスがこれだけ大きな失点になってしまっているので、ミスを減らしていかないといけない」
一瞬で流れが変わった。この日は救援右腕の風張が先発で2回を投げ、先発要員の高橋につなぐ「オープナー」を採用。六回まで2失点に抑え、七回に勝ち越したばかりだった。
前代未聞の“珍プレー”の直後、高津監督は梅木球審のもとへ。「坂口が捕っていたらボーク。それがそれて、捕れなかったので、送球扱いになって2人とも生還を認めます」と説明されたことを明かした。
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2020-09-03 20:03:23Z
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