巨人菅野智之投手(30)が7回2失点の好投で開幕から無傷の9勝目を挙げた。開幕投手を務め、無傷の9連勝は球団では38年春のスタルヒン(11連勝)以来82年ぶりの快挙となった。

過去通算10試合で1勝6敗、防御率5・76と鬼門だった神宮で先制点を許した。初回無死一、三塁のピンチを招くと、青木に直球を右前に運ばれた。2死三塁からは雄平に左前適時打を浴び2失点した。

2回以降はさすがの修正力を示し、0を並べた。4回以降は8回の打席で代打を送られるまで1人の走者を許さなかった。今季成績は12球団単独トップの9勝(0敗)を挙げ、防御率1・61の成績を残している。