女子プロゴルファー渋野日向子(21)の所属先サントリー主催の国内ツアー15戦、宮里藍サントリーレディース(6月11~14日、兵庫・六甲国際GC)の中止が8日、発表された。

新型コロナウイルス感染拡大によるもので、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)などはギャラリー、選手、ボランティアらの安全確保を考慮し、判断したという。ツアーは開幕から15戦連続中止となった。

渋野は以下のようにコメントを発表した。

「まず初めに開催に向けてご準備頂いた大会関係者の皆様、ギリギリまで開催に向けてご尽力頂きありがとうございました。そして、開催を心待ちにして頂いていたファンの皆様、会場でお会いする事が出来ずとても残念に思います。地元の方々や選手・関係者の安心と安全を守る結果の決断だと感じております。

サントリー所属プロとして、初めて臨む大会が中止になった事はとても残念ですが皆様と笑顔で会えるように今は我慢をする時だと感じています。たくさんの人たちがコロナウイルスの影響をいち早く収束させるために、今も懸命に戦ってくれています。

今は私に出来る事をしっかりとして、開催に向けて調整を続けていきます。1日でも早く皆様に会えることを楽しみにしております」。