ドイツ1部フランクフルトの元日本代表主将のMF長谷部誠(36)が24日、テレビ会議アプリ「Zoom」で取材に応じ、現役引退後の指導者への展望などについて語った。
クラブが22日、2020~21年シーズンまで契約を1年延長し、現役引退後にクラブのアンバサダーに就任することを発表。長谷部はアンバサダーの契約が今年7月1日から3年間と説明し、「フランクフルトのイベントに出演したり、チームへアドバイスをしたりしていく」。来季は選手とアンバサダーの“2足のわらじ”となると明かした。
来季の選手契約が終了後は「自分がサッカーを辞めるかどうか今は全く決めてない」というが、「まだ自分がプレーしたくて、例えばそれが違う国であっても選手として続けることはチームが受け入れてくれている」とした。
引退後は指導者への道を目指している。契約の文面にはドイツでの指導者ライセンス取得、フランクフルトの若いカテゴリーで指導する内容も入っているという。「日本だとあまりない契約かもしれないが、ドイツではスタンダード。クラブと自分の要求の持ちつ持たれつという契約です」と笑顔を見せた。
ドイツリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で約2か月間の中断を経て、今月16日に再開した。「再開が正式に決まったのは初戦の約10日前。いつ再開するのかも分からない状態で、体もメンタルの調整も難しかった。リーグがスタートして各クラブがまだフィットしてないというか、サッカーの質はそこまで高いものを見せられていないと思う」。無観客試合についても「これまでサポーターで常に埋め尽くされる中でゲームをしてたので、寂しさを感じる」と明かした。
コロナ禍が続く日本のファンに向けて「多くの方が困難な状況にいると思うが、日本は日本らしい取り組みでコロナと戦ってほしい。僕自身も皆さんにサッカーを通じて感じてもらえることがあればうれしい」と話した。
報知新聞社
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2020-05-24 00:11:57Z
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