20日、ニューヨークで行われたヤンキース戦が終わったのがアメリカ東部時間の午後6時57分。
チームはそのままチャーター機で、およそ6時間かけてニューヨークから3時間の時差があるロサンゼルスまで戻りました。
そのあと、選手たちはロサンゼルス国際空港からバスで自家用車が置いてあるエンジェルスタジアムまで戻り、解散したのは午前1時半すぎだったということです。
それから半日余り、21日午後2時40分に球場に姿を見せた大谷選手。
いつもどおり「ギリギリまで寝ていた」と睡眠をしっかりとって臨み、周囲が気にした体調面も「東から西への移動はそんなにキツくない。体調はよかったし、フレッシュな状態で入れた」と意に介しませんでした。
さらに20日のヤンキース戦でエンジェルスのキャッチャー、オホッピー選手が打席で肩を痛めてけが人リストに入ったため、この試合は急きょウォラック選手がマイナーリーグから今シーズン初めて昇格し、バッテリーを組みました。
大谷選手とは去年5月のレンジャーズ戦でバッテリーを組んでいましたが、およそ1年ぶりとなるウォラック選手とのコンビネーションについて「コーナーのきわどいボールもしっかりストライクを取れるようにやってもらったし、すばらしかった。バッティングも助けられた」とたたえていました。
課題のフォアボールも2つにとどめ、終盤には相手打線の裏をかいた配球でカーブを巧みに使って6者連続三振を奪うなど、連戦の疲れを全く見せなかった大谷選手。
4月に3勝目をあげるのは大リーグ6年目で初めてで、防御率はここまで驚異の0.64をマークし、大リーグトップを走っています。
15勝をあげ、ピッチャーとして自己最高の成績を残した昨シーズンをはるかに上回る勢いで、今シーズンもさらなる進化を続けています。
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2023-04-22 06:22:53Z
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