初心者にとっては、グリーン周りから少ない打数で終えることがスコアアップへの近道。ただ、実は使用するウェッジが合わなくて失敗を重ねてしまうことも多い。今回は、そんなゴルファーに中古ショップで選んでほしいモデルを紹介する。
フォーティーン「DJ-4 ウェッジ」(2019年)は、ヘッドが大きく、ソール幅も広い。フェースを開かなくてもバウンスが効いてくれるので、ミスがミスになりにくい。ロフトバリエーションが多く、打ちたい距離や打ちやすさで選べることも魅力だ。中古では1万円を切る価格から手に入るようになってきた。
ショートゲームの中でも特にバンカーショットが苦手な人には、キャスコ「ドルフィン DW-120G ウェッジ」(2020年)がおススメ。ややグース形状(シャフト軸に対してフェースが後方にある)なのでソールが砂をはじいてくれ、バンカーからの脱出が容易になる。こちらも1万円を切る価格から見つかるだろう。
プロが使うカッコいいウェッジを求めるのなら、タイトリスト「ボーケイ SM8 ウェッジ」(2020年)も候補に挙がる。ソールタイプが「F」のモデルはスタンダードなソール形状でバウンス角も多め。「K」もソール幅が広く、ミスを軽減してくれる。価格は1万円台前半からが相場だ。
ウェッジ選びの大切なポイントは、ロフト角。大きくなると打ち出し角が上がりスピン性能も高まるが、トップやダフリのミスをしたときのケガが大きくなる。初心者はロフト角が小さめのモデルを選ぶと良いだろう。できれば54度前後を選ぶと、シンプルなピッチエンドランが打ちやすく、距離を出したいバンカーからも脱出しやすい。まずはピンに寄せることよりも、グリーンに乗せることが大切だ。
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2022-07-07 20:00:00Z
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