エンゼルス大谷翔平投手(28)は、今季のオールスター戦では登板しないことが決まった。18日(日本時間19日)、米大リーグ機構(MLB)のオールスター前日会見が行われ、ア・リーグの先発はレイズのシェーン・マクラナハン投手(25)が務めると発表された。シーズン後半戦の初戦先発に備えるため、大谷は打者に専念。19日(同20日)のオールスター戦には「1番DH」で出場する。

大谷は昨年、オールスター史上初となるDHと先発の二刀流で出場。ホームランダービーにも参戦し、MLBの祭典を盛り上げた。

今季は投手でシーズン前半までに15試合に登板し、9勝4敗、防御率2・38、打者では打率2割5分8厘、19本塁打、56打点の成績を残した。オールスターのファン投票ではDH部門で最終的にトップ選出され、スターティングメンバーが決まった。投手でもMLB機構の推薦により、先発投手として選ばれた。

2年連続の二刀流で出場の可能性もあったが、今季「DH」のみで打者として出場することとなった。