パンデミックの影響によって無観客でのレース開催となったインディ500、佐藤琢磨は合計2度、27周のリードラップしか記録しなかった。しかし、レース終盤の最も重要なタイミング、最後のピットストップを終えてからチェッカーフラッグを受けるまでの時間帯は、ライバル勢を寄せつけないスピードを持っていた。
200周のレースが終盤を迎え、優勝争いを行うドライバーはディクソンと佐藤琢磨に絞り込まれました。佐藤琢磨は168周目、ディクソンはその次の周に最後のピットストップを終えた。ここでディクソンがトップに返り咲き、佐藤は2番手に下がったが、185周目にメインストレートでディクソンをパスし、レースのリーダーとなった。
ここからの佐藤琢磨はディクソンのアタックを何度も阻止し、周回遅れのマシンをパスしながら前進した。そして、佐藤琢磨とディクソンが196周目へと入った直後、第4ターンでスペンサー・ピゴット(Rahal Letterman Lanigan Racing with Citron Buhl Autosport)が激しくクラッシュし、フルコースコーションが宣言された。
レッドフラッグ、レース中断となる可能性も考えられたが、イエローフラッグのままレースはゴールを迎えた。佐藤琢磨にとっては2017年の”500”初優勝に続く、インディでの2度目の優勝となった。
スコット・ディクソンは最終ピットストップまでレースをリードし続け、111周ものリードラップを記録した。しかし彼のインディ2勝目はならず、佐藤のインディ2勝目が記録された。フロントローの中央からスタートしたディクソンは、午後2時半過ぎのグリーンフラッグ後にトップに躍り出て、143周目にアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport) が転倒してリタイアした後も、レースを支配し続けていた。
しかし、終盤になると佐藤琢磨とグラハム・レイホール、2人のRahal Letterman Lanigan Racingのドライバーたちがスピードアップ。佐藤琢磨のチームメートであるレイホールは、終盤にトップ2との差を詰めて3位でゴールした。
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2020-08-24 13:20:51Z
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