ＷＨＯ事務局長、東京五輪開催は・・・「世界の結束なければ簡単でない」
ＷＨＯ＝世界保健機関のテドロス事務局長は、来年７月に延期された東京オリンピック開催について「世界の結束と連帯がなければ、簡単ではない」との認識を示しました。
ＷＨＯは１６日、ＩＯＣ＝国際オリンピック委員会との間で、健康増進などに関する覚書を交わしました。その後の会見でテドロス氏は、「東京が新型コロナウイルスに打ち勝った人類の結束を示す場になることを望む」としましたが、「世界の結束と連帯がなければ、簡単ではない」と、オリンピック開催にはさらなる努力が必要だとの認識を示しました。
一方、ＩＯＣのバッハ会長は、“現時点で世界が来年７月にどうなっているかは誰もわからない”とし、「異なるシナリオを考えるにはまだ早すぎる」と述べました。
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2020-05-16 22:31:04Z
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