Sabtu, 16 Mei 2020

懸念されたスタジアム外の密集…ドルトムント警察「こうなるとは予想していなかった」 - ゲキサカ

 ブンデスリーガは16日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中断期間を終え、他の欧州主要リーグに先駆けて再開を迎えた。無観客試合の開催に伴い、サポーターがスタジアム周辺に集まる危険性が指摘されていたが、初日は大きなトラブルもなく終わったようだ。

 初日に行われた6試合のなかでも、注目が集まっていたのはドルトムントシャルケのルールダービーだ。イギリス『BBC』はドルトムント警察の広報官を務めるオリビエ・パイラー氏の談話を紹介している。

「驚くほど静かだった。さまざまなシナリオを予測し、シミュレーションしていたが、スタジアムや市内中心部にやってくるファンはごく少数だった。こうなることは予想していなかった」。ドイツ最大のダービーマッチは例年であれば街全体が大きな熱気に包まれるが、警察が周辺をパトロールしていた甲斐もあり、大きな混乱はなかったようだ。

 もっとも、ボルフスブルクと対戦したアウクスブルクのファンが「サッカーは命を与えるもの。あなたたちのビジネスは病んでいる」と記した横断幕をスタジアムに掲示するなど、至るところで無観客試合に反対する声も挙がっている。

 またドルトムントのルシアン・ファブレ監督は「ゴールを狙ってシュートを打ったり、パスを成功させて得点しても何も起こらない。とても奇妙なことだ」と違和感を吐露。他の監督からも観衆を招いての試合開催を待ちわびるコメントが多く聞かれた。


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2020-05-17 04:37:27Z
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