Jumat, 18 Februari 2022

悲嘆のワリエワにコーチが「冷淡な対応」、バッハ会長が非難 - ロイター (Reuters Japan)

[北京 18日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は18日、フィギュアスケート女子の個人戦で4位に終わったカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)について、競技後のコーチらの対応は「冷淡だった」と批判した。

15歳のワリエワは、ドーピング違反判明後にスポーツ仲裁裁判所(CAS)によって個人戦出場が認められ、ショートプログラムでは首位に立ったが、17日のフリーでミスや転倒を繰り返し、結局4位に沈んだ。

バッハ会長は会見で「テレビを見ていて非常に心配になった」とし、「プレッシャーは相当なものだっただろう」と語った。

ワリエワはフリー演技終了後、両手で涙を隠しながらリンクを離れたが、コーチを務めるエテリ・トゥトベリゼ氏が取り乱すワリエワに「なぜ何もしなかったのか。私に説明して。なぜ完全に戦うのをやめたのか。アクセルの後、諦めていた」と問い詰める一幕があった。

バッハ氏はこれについて、「慰めたり、手を差し伸べようとしてると言うより、冷淡な雰囲気や遠ざける感じがした。身振りを見るとさらに悪いことに、彼女を見下すジェスチャーもあった」と非難した。

一方、IOCが選手の周辺関係者の言動を抑えるすべはあまりないとし、「結局、各国政府の支援が必要な問題だ」と述べた。

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2022-02-18 06:35:00Z
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