Sabtu, 19 Februari 2022

高木菜那、再び最終コーナー転倒で女子マススタート連覇ならず 準決勝で敗退 - スポーツ報知

◆北京冬季五輪▽スピードスケート(19日・国家スピードスケート館)

 女子マススタートが行われ、高木菜那(日本電産サンキョー)は準決勝で敗退し、2連覇を逃した。残り1周の時点で1位に躍り出たが、16周目の最終コーナーでバランスを崩して転倒した。

 15日の団体追い抜きでは残り60メートルでバランスを崩し転倒。2連覇を逃し、泣き崩れた。銀メダルを獲得したが、表彰台でも涙は止まらず。失意のレースから4日。最後の種目に悔しさをぶつけたが、またも転倒に泣かされた。

 新種目として実施された前回平昌五輪は最後のコーナーで大逆転し、初代女王に輝いた。ただ、昨季はコロナ禍で日本は国際大会への派遣を見送り。今季のW杯でもマススタートには出場しなかったため、この種目を滑るのは4位だった20年2月の世界距離別選手権以来、2年ぶり。妹の高木美帆(日体大職)が「2年間実戦ができていないので、何が起こるか予想できない。(出場する菜那と佐藤には)無事に帰ってきてほしいなというのが一番の思い」と心配したほど、難しい状況での挑戦でもあった。

 ◆マススタート 18年平昌五輪で採用され、男女とも最大30人が2組に分かれて準決勝を行い、組の上位8人が決勝進出。決勝は16人で行う。出場選手は一斉にスタートし、16周(6400メートル)を滑る。4周ごとにポイント(1位5点、2位3点、3位1点)が加算されるが、メダルはゴール時の順位で決まる。ポジション取りが重要で、同じチームから決勝に2人残れば決勝でさまざまな戦術を駆使して挑める。

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2022-02-19 08:09:00Z
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