17日に行われた北京五輪のカーリング女子1次リーグで、日本代表(ロコ・ソラーレ)はスイスと対戦。4-8で敗れたものの、4位で準決勝進出が決まった。4人は涙を目に溜めて歓喜。日本と同じ5勝4敗で並びながらも敗退が決まったカナダ選手から、藤澤五月と吉田知那美はハグで祝福された。海外記者からは「これぞカーリング、これぞスポーツ」とこの場面に注目が集まった。
北京五輪・カーリング女子
17日に行われた北京五輪のカーリング女子1次リーグで、日本代表(ロコ・ソラーレ)はスイスと対戦。4-8で敗れたものの、4位で準決勝進出が決まった。4人は涙を目に溜めて歓喜。日本と同じ5勝4敗で並びながらも敗退が決まったカナダ選手から、藤澤五月と吉田知那美はハグで祝福された。海外記者からは「これぞカーリング、これぞスポーツ」とこの場面に注目が集まった。
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スイスに敗れた日本は、敗退を確信したような様子で直後のインタビューに応じていたものの、同時刻の試合で韓国が敗れたため4強入り。事実を知らされると全員が涙し「今世紀最大のサプライズ」と喜んだ。
5勝4敗で日本、英国、カナダが並んだが、「ドローショットチャレンジ(DSC)」の差でカナダが敗退。順位決定後、取材に応じる藤澤と吉田の後ろから、カナダの47歳ジェニファー・ジョーンズが声をかけ、約20秒間もの間、祝福のハグを交わした。激励も受けた様子の2人は再び涙していた。
ツイッター上でも話題となった実際のシーンに、カナダ公共放送「CBC」のデビン・ハーロウ記者も注目。「もちろん日本が4強に進出し、カナダが敗退したときのジェニファー・ジョーンズによる行動だ。素晴らしい」と、14年ソチ五輪で金メダルを獲得しているジョーンズの行動を称賛した。
またカナダ紙「ウィニペグ・フリー・プレス」のメリッサ・マーティン記者は「これはなんて美しい瞬間なんだ。特にフジサワはジョーンズのことを尊敬していると過去に言っていた。これぞカーリング、これぞスポーツ」とツイッターで脚光。世界カーリング連盟公式ツイッターも「私たちは泣いていないですよ」とこの場面を伝えていた。
日本は今日18日に行われる準決勝で、平昌に続く2大会連続のメダルをかけてスイスと再戦する。
(THE ANSWER編集部)
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2022-02-18 06:03:07Z
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