【欧州・海外サッカーニュース】ボローニャの地元紙は、ボローニャ(セリエA)を退団し、現在アーセナル(プレミアリーグ)で活躍する冨安健洋にスポットライトを当てた。
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋について、ボローニャの地元紙『レスト・デル・カルリーノ』が27日に注目した。
冨安は今夏、2シーズンにわたって主力として活躍したボローニャを退団。アーセナルへとステップアップを果たし、プレミアリーグ行きの夢を実現した。加入からまもなくレギュラーの座をつかみ、26日に行われたトッテナムとのノースロンドンダービーでは3-1での勝利に貢献してファンによるMVPに選出された。
ボローニャの地元紙は、そんな22歳の日本代表DFを「そうこうしている間にトミヤスはすでにアーセナルを虜にした」との見出しで特集。「タケヒロ・トミヤスは、アーセナルのファンを熱狂させている」と綴り、伝統のノースロンドンダービーでMVPに選出された冨安の近況を伝えた。
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続けて「ミケル・アルテタのチームはトミヤスがテムズ川沿いの街に上陸して以降、一度も負けていない」とコメント。「マンチェスター・シティに0-5で屈辱の敗北を喫し、3連敗でショッキングなスタートを切ったアーセナルは、日本人選手を常にレギュラーとして起用してから3連勝を飾った」と記述し、冨安の加入がチームの転換点になったことを伝えた。
一方、冨安が退団したボローニャは9月に入ってから1勝2敗1分の成績。イタリア王者インテルに1-6と大敗したほか、昇格組のエンポリにも2-4と4失点で敗れるなど守備の問題が露呈している。「2つの塔(ボローニャのシンボル)の下では、彼を海の向こうへと放出したことへの嘆きの声が増えている」と、アーセナルとは対照的なボローニャの状況が伝えられた。
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2021-09-28 07:20:00Z
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