東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクター、佐々木宏氏(66)が、人気タレントの渡辺直美さん(33)の容姿を侮辱するようなプランを提案していたと週刊文春電子版が17日報じた。大会関係者によると、佐々木氏の辞任は避けられない見通し。大会組織委員会の橋本聖子会長が18日に記者会見する。
組織委を巡っては森喜朗前会長が2月、女性蔑視発言で引責辞任している。五輪開幕を約4カ月後に控え、トップに続き、大会を彩る式典の責任者まで交代する異例の事態となる。
報道によると、佐々木氏は昨年3月5日、渡辺さんの容姿を侮辱する内容の開会式の演出プランを、演出担当チームのメンバー宛てに無料通信アプリ「LINE(ライン)」で送信した。メンバーから批判され、提案は撤回したという。
組織委の高谷正哲スポークスパーソンによると、組織委はこれらのやり取りを把握していないとしている。複数の大会関係者が「やめざるをえないだろう。引っ張って、森前会長の(時の混乱の)二の舞いになるのは避けたい」と述べた。
佐々木氏は電通出身で、数々のCMのヒット作を手掛けた。2016年リオデジャネイロ五輪閉会式の五輪旗引き継ぎで、安倍晋三首相(当時)が人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに扮(ふん)した演出を担当した。
当初、総合統括は狂言師の野村萬斎氏、五輪統括が映画監督の山崎貴氏、パラリンピックの統括を佐々木氏が務めていた。だが新型コロナウイルスの感染拡大で昨年3月下旬に大会の1年延期が決定。7月に再び訪れた五輪1年前行事で佐々木氏は、白血病で長期療養していた競泳の池江璃花子選手(ルネサンス)が国立競技場からメッセージを発信する演出を手掛けた。
組織委は12月、大会簡素化とコロナ対策による見直しの一環で、迅速、効率的に準備を進めるためとして、7人のチームを解散。佐々木氏に一本化した新体制に変更した。【浅妻博之、岩壁峻】
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2021-03-17 14:24:49Z
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