◇〇阪神9―5ヤクルト●(27日・神宮) 阪神が2桁安打で大勝した。 やはり、とんでもないことをやってのけるルーキーだ。この日がプロ2戦目の阪神・佐藤輝のプロ初安打は初めての本塁打となった。 「甘い球をしっかり捉える」。身上通りの一発だった。一回、2点を先取してなお2死三塁の場面。ヤクルト先発・田口の甘く入ってきた2球目のスライダーを仕留めた。バットが背中に当たりそうなほど豪快に振り、打球をバックスクリーン左下にぶち当てる2ランだった。 期待の22歳は、これだけでは止まらない。七回2死走者なしで迎えた第4打席では、内野が右寄りに集まる「佐藤シフト」をあざ笑うように、逆方向に鋭い当たりの左前打。勢いに乗ってプロ初盗塁も決めた。 矢野監督は「テル(佐藤輝)の本塁打で一気に流れを引き寄せた。初安打が本塁打というのも素晴らしかったし、バックスクリーンというのもテルらしいし、もう1本、打ったところにも価値がある」と手放しでたたえた。 初めてお立ち台も経験。この時ばかりはマイクの前で「新人の佐藤輝明です。明日からも皆さんの前でいいプレーができるように頑張ります」と初々しくあいさつした。「これを『1』としてもっと積み重ねていきたい」と佐藤輝。2005年以来の優勝を期待する虎党には、その背中は頼もしく映ったことだろう。【中村有花】
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2021-03-27 21:49:27Z
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