アルファタウリ・ホンダのメカニック達は、シーズン開幕早々に不眠不休の作業を強いられたようだ。国際自動車連盟(FIA)のテクニカルデリゲートを務めるジョー・バウアーは、角田裕毅擁するイタリアチームがバーレーンGPの2日目に向けて、カーフュー(夜間作業禁止令)を破った事を明らかにした。
ジョー・バウアーは報告書の中で、日付が変わった現地27日(土)深夜2時30分からFP3開始予定時刻の3時間前までの間に渡って、アルファタウリ・ホンダのメカニックと思しき関係者が計9時間半に渡ってサーキット内で確認されたと報告した。
規約は夜間作業を禁じているが、1シーズンに2度の例外が認められている。アルファタウリ・ホンダがカーフューを破ったのは今季初であるため、今回の件で罰則が科される事はない。
門限破りの理由は不明だが、アルファタウリはFP2最終盤に何らかのトラブルを抱えて走行を早めに打ち切っている。チェッカー直前、チームから角田裕毅に対して「アクセルを戻してピットに戻れ、問題が発生した」との無線が飛んだ。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは「予防措置」であり深刻なものではないと説明しているが、詳細は明らかにされていない。なお、ホンダがパワーユニットに直接関係ないパーツを変更したとの情報もある。
ホンダ渾身の最新パワーユニットRA621Hとアルファタウリの今季型マシンAT02は、開幕に先立って行われた公式プレシーズンテストで高い信頼性を発揮し、全チームの中で最多周回を稼いでいただけに、週末およびシーズン全体に影響するような種類のトラブルでない事を祈りたい。
いずれにしても、禁じ手カーフュー破りがノーペナルティで使えるのは年に2回のみであり、史上最多となる23レースが予定されているシーズン最初の1戦で早々にその内の1つを費やしてしまったのは理想的とは言えない。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiTWh0dHBzOi8vZm9ybXVsYTEtZGF0YS5jb20vYXJ0aWNsZS9hbHBoYXRhdXJpLWJyZWFrcy1jdXJmZXctYXQtYmFocmFpbi1ncC0yMDIx0gFRaHR0cHM6Ly9mb3JtdWxhMS1kYXRhLmNvbS9hcnRpY2xlL2FscGhhdGF1cmktYnJlYWtzLWN1cmZldy1hdC1iYWhyYWluLWdwLTIwMjEvYW1w?oc=5
2021-03-27 11:18:57Z
52783150416591
Tidak ada komentar:
Posting Komentar