阪神から4日に戦力外通告を受けた伊藤隼太外野手(31)が、今後については「いろいろな方と相談して考えます」とした。来季契約を結ばないことを伝えられ「昨年結果を出せていなかった中で、もう1年チャンスをもらって、その中で今年も結果を出すことができなかったので。チャンスをもらったのにそれを生かせなかった以上、この結果を受け止めています」と語った。

伊藤隼は11年ドラフト1位で入団。走攻守3拍子そろった選手として期待されたが、昨年は初の1軍未出場となり、今季も1軍出場なしに終わっていた。

阪神ファンへの思いについては「ドラフト1位で入団させてもらって、みなさんの期待にそえるような活躍はできていないので、そこに対しては申し訳ないという気持ちは強いですけれど、自分の中で全力でやった結果なので、その結果を受け止めて、次どうなるか分かりませんけれど、次のステージに向かっていきたいと思います」と話していた。