女子ゴルフの30日付世界ランキングが発表され、29日まで開催していたJLPGAツアー選手権リコー杯で2位となった古江彩佳(20=フリー)が順位を2つ上げて東京オリンピック(五輪)出場圏内となる日本勢2番目の14位に浮上した。
日本勢トップは畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)の7位で変動なし。先週まで日本勢2番目だった渋野日向子(22=サントリー)は1つ下げて16位。次いで鈴木愛(26=セールスフォース)が20位、稲見萌寧(21=都築電気)が59位。リコー杯で国内メジャー2勝目をあげた原英莉花(21=日本通運)は96位から82位に順位を上げた。
東京五輪の女子ゴルフの出場枠は、国際ゴルフ連盟(IGF)が発表する21年6月28日時点の世界ランキングを基にした五輪ゴルフランキングで決定される。出場枠は60人で条件は以下の4つ。
【1】21年6月28日時点での五輪ゴルフランキング上位15位までの選手(各国最大4人まで)
【2】16位以下は、15位以内の有資格者も含め、各国2人までが上限
【3】アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの5大陸ごとに1人も出場資格を有するアスリートがいない場合、男女ともに最低1つの出場枠が保証される。
【4】大会ホスト国(日本)に出場資格を有するアスリートがいない場合、男女とも最低1つの出場枠が保証される。
この条件に照らし合わせると、日本は先週までは7位の畑岡と15位だった渋野に出場権が渡る状況だった。しかし、今回のランキングでは古江が渋野を抜いて14位となったため、現時点では畑岡と古江に出場権が渡ることになる。
なお、1位の高真栄、2位の金世■(キム・セヨン)(ともに韓国)、3位のネリー・コルダ(米国)ら上位に変動はなかった。
※■は火ヘンに英
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2020-11-30 20:39:42Z
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