日本代表MF久保建英(19)が所属するビリャレアルは敵地でマカビ・テルアビブと対戦し、1-1で引き分けた。

久保は左サイドで先発出場した。前半19分にはドリブルで攻め上がって低く速いクロスを送るも、DFに当たって阻まれた。反則でつぶされる場面も複数回あったが、積極的に仕掛ける姿勢を貫いた。

チームは同45分に先制。中央からFWバッカのスルーパスに抜け出したMFバエナがGKとの1対1を右足で冷静に決めた。いい形で前半を終えたが、後半2分に追いつかれる。右クロスを競ったこぼれ球を遠いサイドで拾われ、折り返しをFWペシッチに押し込まれた。

勝ち越したいビリャレアルは後半18分に攻撃陣を一気に4人入れ替え。久保はエースMFジェラール・モレノとの交代でベンチに下がった。終盤にかけて大きく押し込み相手は退場者も出たものの最後までゴールには届かず、勝ち点1を分け合った。