渋野日向子(22=サントリー)は、5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダー、137に伸ばし、スタート時点と同じく2位でホールアウトした。

同組で回った首位の原英莉花とは2打差で古江彩佳、西村優菜と並んだ。

前半、2番パー5で、2・5メートルのパットを決めて最初のバーディーを奪った。さらに4番パー4では4メートルのパットを沈め、6番パー4では第2打を30センチにピタリとつけてバーディーを重ねて単独首位に立った。

後半に入ると10番パー4、11番パー5で連続バーディーを奪った。猛追の古江に並ばれていたが、再び単独首位に立った。

だが14番パー4で、1・5メートルのパーパットを外し、この日最初のボギーをたたいた。最終18番パー4もボギーとし、原とは2打差となった。

ホールアウト後は「個人的には3つ伸ばすことができればいいなと思っていたので、それが達成できたのでよかった」と冷静に振り返った。

続けて「前半からバーディーチャンスがあって、危なげないパーを取っていたので、ボギーを打つ要素がなかった」と話した。

今年は第2ラウンドを苦手としているが「(今大会は)予選落ちがないということで、最初からいいショット、攻めのショットができた。それを最後まで貫くことができてよかった」と、納得の表情を見せていた。