巨人・原辰徳監督(62)は26日、球団が菅野智之投手(31)のポスティングシステムを利用した米大リーグの挑戦を容認することについて「残ってくれるということがベスト」と心境を明かした。今季14勝2敗、防御率1・97の絶対的エースが移籍すれば戦力ダウンは必至。ただ、球団は功労者の夢を応援したい考え。菅野は申請か残留か熟考し、申請期限の12月12日までに決断を下す。
日本シリーズ敗退から一夜明け、巨人ナインは羽田着の航空機で帰京した。原監督は出発前、福岡空港のロビーで偽らざる胸の内を吐露した。
「非常に難しいね。監督という立場であるならば、残ってくれるということがベストですよ。『行きなさい』とはいえないね。はっはっは」
球団が菅野のポスティングでの移籍を容認する方向であることが判明。エースの“流出”が痛手なのは間違いなく、あくまで「監督」としての視点から残留を希望した。
菅野は2017年にメジャー挑戦の思いを初めて公言。21年にも取得する海外フリーエージェント(FA)権の行使を前提としていたが、球団としては浪人を経て1年遅れでプロ入りしたという入団時の経緯もあり、功労者の夢を応援する方針を固めた。
原監督は、伯父とおいという親類関係にあるエースの思いを肌で感じてもいる。負けたら終戦の前日25日の第4戦。菅野は、勝てば第5戦に中4日で先発予定だったにもかかわらずベンチ入りを志願し、ブルペンで投球練習も行った。「『明日も行くんだよ?』と言ったら『1イニングだったらいける』と」と指揮官。状況によっては八回に登板していた可能性もあったという。
新型コロナウイルスの影響で来季の米大リーグの開催が不透明なこともあり、菅野自身もメジャー挑戦か残留かの最終判断をまだ下していない。「一生懸命考えるでしょう。彼のことだからダラダラとは考えないと思うよ」と原監督はうなずいた。全ては本人次第。近く球団との話し合いの場が持たれる見通しで、その決断が注目される。(伊藤昇)
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2020-11-26 20:03:00Z
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