MLBのパドレスや西武、楽天でプレーした牧田和久投手(37)が、台湾プロ野球の中信兄弟に入団することが決まったと、台湾メディアが2日、伝えた。球団も契約合意を認めたという。5月中旬に台湾入りする見通しだとも伝えられた。

牧田は日本通運から西武に入団し2011年から7年プレー。18年にポスティングシステムでパドレスに移籍し、メジャーでは27試合に登板、0勝1敗、防御率5・40だった。20年から2年間は楽天でプレーし、昨年10月に退団となった。

中信兄弟は前期または後期のリーグ優勝17度、年間覇者に8度輝く強豪。元阪神の林威助氏(43)が監督を務めている。台湾の地元メディアは、牧田を「日本でも珍しいサブマリン投手。メジャーでの経験もある」と紹介した。