Sabtu, 14 Agustus 2021

史上初「女子の甲子園」開催ピンチ 夏の甲子園46年ぶり3日連続雨天順延でしわ寄せ - goo.ne.jp

 連日の天候不良のため、14日に予定されていた全4試合は15日に順延された。3日連続と計4日の順延は、いずれも1975年(計5日)以来46年ぶり2度目。この順延に伴い、準々決勝翌日の休養日に予定されている全国高校女子硬式野球選手権大会決勝(神戸弘陵―高知中央)が25日にずれ込むことに。両校は翌26日から愛知・瀬戸市で行われる別の全国大会に出場予定で、史上初となる「女子の甲子園」開催が崖っ縁に追い込まれた。

 歴史的な大雨により、女子高校野球の歴史に新たな一ページを刻むはずの一戦が水に流れてしまうかもしれない事態に陥った。3日連続の雨天順延で、準決勝と決勝の間に予定していた休養日が消滅。同時に、27日に予定されている決勝以外の全日程が1日ずつ後ろ倒しになった。その結果、初めて聖地で開催される「女子の甲子園」も25日にずれたのだ。

 現状ではギリギリ間に合うが、これで後がなくなった。翌26日からは、愛知・瀬戸市で2年生以下による全国女子硬式野球ユース選手権大会が開幕する。くしくも「女子の甲子園」で激突する神戸弘陵と高知中央の両校は、26日に同大会の1回戦で対戦予定。決勝が夏休み最後の31日に予定されている同大会は、後ろにずらすことができないという事情がある。

 女子の高校球児にとって、甲子園で戦うことは大きな夢だった。神戸弘陵(兵庫)のエース右腕・島野愛友利(あゆり、3年)は準決勝で勝利を挙げた後、「周りの人が甲子園への道をつくってくれた」と涙。さらに「高校野球を頑張っている方が立つ舞台で、すごく輝いて見えています」と自身が聖地でプレーすることに思いをはせていた。

 それだけに、男子の甲子園大会がこれ以上順延となるのは避けたいところ。15日は正午前に雨があがる予報となっており、予定されている4試合のうち2試合が開催できれば、16日以降に予定されている2度の1日3試合日を4試合開催にすることで日程をずらさずに済む。

 ただ、天気予報では17日以降も傘マークがついている。さらに順延となれば、25日までの男子の試合日に女子決勝を行ったり、新たに休養日を設定し直すプランが検討される可能性もあるが、順調な日程消化を祈るばかりだ。

 ◆全国高校女子硬式野球選手権大会 1997年夏に5校が参加し、東京・福生市で初開催。2004年の第8回大会から開催されている兵庫・市島町(現丹波市)は女子高校野球の聖地となっている。最多優勝は埼玉栄の7度。00年春に始まった「全国高校女子硬式野球選抜大会」と、10年秋に始まった2年生以下による「全国女子硬式野球ユース選手権大会」が3大大会となっている。

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2021-08-14 19:00:00Z
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