◆東京パラリンピック 競泳 決勝(29日、東京アクアティクスセンター) 男子100メートル平泳ぎ(知的障害SB14)の決勝が行われ、初出場の世界記録保持者、20歳の山口尚秀(四国ガス)が1分3秒77の世界新で金メダルを獲得した。競泳陣では、パラ日本勢9年ぶりとなる金メダルを男子100メートル自由形S4(運動機能)で獲得した鈴木孝幸(ゴールドウイン)に続く2個目。今大会の日本勢では鈴木、陸上男子400メートルT52・佐藤友祈(モリサワ)に続き3個目の金メダルとなった。 山口は保育園の頃に知的障害を伴う自閉症と診断された。水泳は小学4年から始め17年から本格的にパラ競泳に取り組んだ。身長187センチ、足のサイズは30センチと、恵まれた体格と、肩甲骨まわりの柔軟性を生かしたダイナミックな泳ぎで急伸。19年世界パラで世界新をマークして初の日本代表入りを決め、今年5月の世界パラで再び自身の世界記録を更新した。 伸び盛りの20歳は予選でも力泳を惜しまず、大会記録を2秒以上、大幅更新する1分4秒45をマークし、全体1位で決勝に進んだ。自身が持つ世界記録1分4秒00に迫る好記録を見せた。 今大会には4種目でエントリーし、ここまで100メートルバタフライ、400メートルリレー(ともにS14知的障害)でいずれも4位と表彰台に一歩届かなかった山口だったが、世界最高レベルの泳ぎを持つ得意種目の平泳ぎで大輪の花を咲かせた。残る種目は31日の200メートル個人メドレー(SM14知的障害)となっている。
報知新聞社
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2021-08-29 08:28:26Z
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