競泳の16年リオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(27=ブリヂストン)が、現役を引退することが24日、分かった。萩野は3大会連続出場となった東京五輪で200メートル個人メドレー6位。五輪後は休養に入って、関係者へのあいさつ回りを行っていた。金、銀、銅を獲得した16年リオデジャネイロ大会後は不調に苦しんだが、最後にたどりついた東京五輪をラストレースとした。
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萩野のリオ五輪後の苦闘
◆16年 リオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金。1大会で金、銀、銅と3個のメダルを獲得。
◆17年 世界選手権で200メートル個人メドレー銀メダル。しかし800メートルリレーで精彩を欠いて号泣した。
◆18年 年明けに肝臓の数値が異常を示して入院。入院中は医者に「動いたら死ぬ」と言われる。ジャカルタ・アジア大会は個人で金メダルなしに終わった。
◆19年 2月のコナミ・オープンで400メートル個人メドレーで自己ベストから約17秒遅れと精彩を欠く。3月にモチベーション低下を理由に3カ月休養。4月の日本選手権を欠場したことで、金メダル=東京五輪内定だった夏の世界選手権が消滅。復帰後も一進一退。
◆20年 東京五輪がコロナ禍で延期。6月に「もし東京五輪がきていたら、ちょっと厳しかった」と口にした。秋に国際競泳リーグ(ISL)で400メートル個人メドレー5連勝して復調傾向。12月の日本選手権で個人メドレー2冠を達成。
◆21年 4月の日本選手権は個人メドレーで400メートルを回避し、200メートルで代表権を獲得。3大会連続出場となった東京五輪は200メートル個人メドレーで6位。
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2021-08-24 12:43:17Z
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