Sabtu, 07 Agustus 2021

乙黒拓斗が金メダル!レスリングフリー男子65キロ級…2018年日本男子最年少世界王者 - スポーツ報知

◆東京五輪 レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝(7日・幕張メッセAホール)

 レスリング男子フリースタイル65キロ級で、乙黒拓斗(自衛隊)が金メダルを獲得した。決勝でハジ・アリエフ(アゼルバイジャン)に勝利した。兄の圭祐(自衛隊)も5日のフリースタイル74キロ級に出場していたが、初戦で敗戦。「兄の分も自分が金メダルを取りたい」と決意を語っており、兄の思いも背負った決勝のマットだった。

 決勝は同点のまま終盤戦を迎え、そのままではラストポイントの差で敗れるところ、残り14秒で片足タックルからの流れで逆転に成功。そのまま逃げ切り、頂点に立った。日本の男子がこの種目で金メダルを獲得するのは、2012年のロンドン五輪以来だった。

 表彰式ではメダルを受け取ると、表裏とじっくり見つめ、首にかけた。念願の金メダルを手にし、「なんか、手元にあるのが信じられないですね。重いですね」とはにかんだ。日本男子では、2012年ロンドン五輪66キロ級の米満達弘以来の金メダル。乙黒は「日々、米満コーチとも、毎日スパーリングして、尊敬してますし、たくさんのことを学ばせていただけているので、尊敬している人たちと、同じ金メダルを取れたことはうれしいです」と感謝した。

 1回戦でトゥルガ・トゥムル・オチル(モンゴル)に6-3で勝利。2回戦ではイスマイル・ムスカエブ(ハンガリー)、準決勝ではガジムラド・ラシドフ(ROC)と、2019年の世界選手権でともに敗れた相手に雪辱し、一気に頂点へ駆け上がった。

 拓斗は18年の世界選手権では19歳10か月で優勝。高田裕司氏の20歳6か月を超える日本男子の史上最年少優勝を果たした。五輪は今回が初出場。山梨学院大時代の恩師で、1976年モントリオール五輪金メダルなどの実績を持つ高田氏が「異次元。久々の怪物です」と激賞する逸材が、母国五輪という大舞台で輝きを放った。

 試合後のコメントは以下の通り。

 「ほんとに苦しいことが多くて…(涙)。でも、周りの人のおかげで、ちょっとずつ前に進んで…。夢をかなえられて、すごくうれしい。(日本勢は)他の競技で金メダルを取っていたし、レスリングはフリーで1個もとれていなくて…。すごいプレッシャーがあった。厳しいトーナメントだったけど、みんなで一致団結して自分を勝たせようとしてくれて、うれしい。兄が負けてしまい、2人で金メダルはかなわなかったけど、自分は全力を出して兄の分も勝ちたいと思っていた」

 ◆乙黒 拓斗(おとぐろ・たくと)1998年12月13日、山梨・笛吹市生まれ。22歳。4歳から競技を始め、帝京高時代の2016年に全国高校総体3連覇。18年に全日本選抜選手権65キロ級優勝。同年の世界選手権に初出場し、日本男子最年少の19歳10か月で金メダル。好きな食べ物はホワイトシチューとチョコレート。173センチ。

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2021-08-07 11:07:00Z
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