Jumat, 06 Agustus 2021

久保建英、号泣 53年ぶり銅メダル届かず「負けた自分が何を言っても口だけなので負け犬の遠ぼえ」 - スポーツ報知

◆東京五輪 男子サッカー3位決定戦 日本1―3メキシコ(6日・埼玉スタジアム)

 日本は、3位決定戦でメキシコに1―3で敗れ、1968年メキシコ市五輪の「銅」以来、53年ぶりのメダル獲得を逃した。自身3度目の五輪出場となった主将DF吉田麻也(32)=サンプドリア=を中心とした守備陣はセットプレーから今大会初の複数失点となる3点を被弾。後半33分に途中出場のMF三笘薫(24)=川崎=が今大会初ゴールを決めたが、反撃は1点どまり。4位に終わった2012年ロンドン五輪に続き、またしても壁を破れなかった。

 ピッチ上で誰よりも強気な男が、人目をはばかることなく、泣き崩れた。DF中山に抱き起こされるまでの約4分間、涙が止まらなかった。目を赤く腫らして取材に応じた久保は「今までサッカーだけやってきて、こんなに悔しいことはないですし、この気持ちを忘れないようにできればと思います」と言葉を絞り出した。日本を背負った20歳の夏が終わった。

 もはや力は残っていなかった。中2日の6連戦目。前半13分、疲労からか反応の遅れたMF遠藤が相手を倒してPKを与え、先制点を奪われた。同22分、後半13分にはセットプレーで失点。まさかの0―3。後半33分には自身のパスから途中出場のMF三笘が1点を返したが、反撃はそこまで。シュート数は相手の8本の倍以上となる19本を放ったが、結果には反映されなかった。1次リーグで2―1で勝利した時には、日本が前半11分までに2得点を奪ったが、大一番で逆の展開をやられた。「このゲームの重みを自分たちが理解できなかった」と反省した。

 久保の大会だった。1次リーグ初戦の南アフリカ戦での決勝点を手始めに、日本の五輪史上初の3試合連続ゴールを挙げた。だが、相手のマークが厳しくなった準々決勝以降は無得点に終わり、チームも3試合で1得点しか挙げられなかった。準決勝でスペインに敗れた際は「涙も出ない」と話していたが、この日は号泣。「正直、今日の相手は格上じゃないのですごく悔しい。自分が決めていれば、自分がアシストしていたら、自分がPKを取っていたら…。いろんなことを考えました」と自分自身が許せなかった。

 9月からはカタールW杯アジア最終予選が始まる。「個人的には、もっともっとやれる。さっさとポジションをつかんで、W杯が始まる頃には代表で圧倒的な存在になっていないと、もう遅いと思っています」。誰も止められないほど強くなり、カタールでは歓喜の涙を流す。(井上 信太郎)

 ◆久保に聞く

 ―1次リーグで勝った相手に敗戦。

 「予選は相手が本気じゃなくて、本気のメキシコにやられたと、みんな書くでしょうし、お客さんもそう見るでしょう。自分はそうじゃないと思いますけど、負けた自分が何を言っても口だけなので負け犬の遠ぼえです」

 ―どう乗り越えるか。

 「自分はまだまだここで終わりじゃない。ここでサッカーをやめたいとも思わないですし、どんどん努力をして、サッカーだけをやっていれば、また神様がチャンスをくれるのかなと思います」

 ―中2日で6試合目。

 「日程だけ言わせてもらうと、あり得ないと思います。この短期間で6試合で、試合の前日に時間を変更されて。本当はこれは勝って文句を言いたかったですけど、負けたのでこれくらいにします」

 ―今後に向けて。

 「これだけ時間とお金を協会にかけてもらって、4位は申し訳ない。またW杯最終予選でみんなと会えると思いますし、自分もここから切り替えて新シーズンに向かいたい」

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2021-08-06 21:00:00Z
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