日本サッカー協会が22日夕に緊急理事会を開き、開催地に立候補している2023年女子ワールドカップ(W杯)の招致からの撤退を協議することが、複数の関係者の話で分かった。25日に開催地が決まる直前だが、立候補の取り下げを決める見通しという。
関係者によると、東京五輪が1年延期となってスポーツ関連の財政負担が増すこと、国際サッカー連盟(FIFA)による開催候補地の評価リポートで最高評価を得られなかったことなどを総合的に判断したとみられる。
開催地は25日、オンラインで行われるFIFA理事会で決まる。日本の他に豪州・ニュージーランドの共催、コロンビアが最終候補に残っており、豪州・ニュージーランドが最も高い評価を得ていた。
日本は、国立競技場を含む8スタジアムでの開催計画を盛り込んだ提案書をFIFAに示していた。
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2020-06-22 06:00:00Z
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