J2リーグは28日、第2節2日目を行い、京都サンガF.Cがジュビロ磐田を2-0で下した。新加入のFWピーター・ウタカが2ゴール。新スタジアム初の公式戦で優勝争いのライバルを鮮烈に破った。
互いにとって2月23日の開幕節以来4か月ぶりの公式戦。ホームの京都は開幕節の山口戦(●0-1)から先発2人を入れ替え、GK若原智哉とMF曽根田穣が新たに入った。対する磐田は開幕節の山形戦(○2-0)も先発2人を変更し、DF大武峻とMF伊藤洋輝を入れた。
京都の新スタジアム『サンガスタジアム by KYOCERA』で迎えた最初の公式戦。昇格争いの筆頭候補とも言える磐田相手に京都が先手を取った。前半28分、MF金久保順の浮き球パスが最前線に通ると、華麗な身のこなしで前を向いたFWピーター・ウタカが左足でネットを揺らした。選手たちはDF森脇良太が中心となり、胸に手を当て拳を突き上げるゴールパフォーマンスを見せた。
さらにハーフタイムを経た後半2分、京都は古巣対戦となるMF荒木大吾のドリブル突破からFW宮吉拓実にボールが渡り、優しいダイレクトの折り返しがウタカの足元へ。やや後ろ向きに入ってしまい、万全の体勢で前を向くことはできなかったが、豪快なターンから左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
京都の選手たちは1点目に続いてゴールパフォーマンスを披露。選手たちがソーシャル・ディスタンスに配慮してピッチに並び、ウタカがボウリングの球を投げるようなアクションを見せると、選手たちは一斉に倒れた。なかなか良い局面を作れない磐田はここから交代選手で攻勢を試み、MF針谷岳晃とDF櫻内渚、FWルリーニャらを次々に投入した。
後半27分にはMF山田大記とFW三木直土を入れ、交代枠を使い切ったが、終盤のセットプレーでも相手の脅威を与えることはできず。終盤の8分間で交代選手5人を一気に使い、前線からのプレッシャーも強めた京都が2-0のまま試合を締めた。京都と磐田はそれぞれ開幕からの成績を1勝1敗とした。
選手たちは試合後にも無人のスタンドへ挨拶。終了後、リモート取材に応じたウタカはゴールパフォーマンスについて「誰が考えたかお察しいただけると思う」と笑顔で述べ、森脇の名前を挙げた。その上で「一つ目はパンデミックの中で尽力してくれた医療従事者、京都府、日本全国、世界中に感謝を伝えたかった。二つ目は無観客でサポーターの皆さんも来られないことで少しでも楽しめることを見せられたらと考えた」と背景を明かした。
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2020-06-28 13:47:44Z
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