Sabtu, 03 Juli 2021

【巨人】菅野智之、東京五輪出場辞退を決断 侍ジャパン側に意向を伝える - スポーツ報知

 巨人の菅野智之投手(31)が東京五輪の出場を辞退することが3日、分かった。代表内定選手に選出されていたが、28日の開幕戦まで1か月を切り、5日の出場選手登録期限も迫る中で熟考。この日、決断して侍ジャパン側に意向を伝えた。

 先月16日、日本代表の稲葉監督が東京五輪の内定24選手を発表。その際、菅野について「国際経験豊富。投手陣を引っ張っていってもらいたい」と楽天・田中将大らとともにリーダー役として期待していた。6月6日に右肘違和感から復帰後、2試合に登板していたエースは同日に登録抹消。「まずはシーズンに集中して戦っていきたいです。今年はチームに貢献できていないので」と話していた。

 登録抹消中は少しでも状態を上げようと日々、懸命に前を向いてきた。1日も早く巨人の力になりたいという一心だった。7月1日の広島戦(東京D)で18日ぶりに復帰登板。五輪メンバー発表後の初実戦で、侍ジャパンの建山投手コーチも視察に訪れる中、2回1/3を6安打4失点で降板した。

 翌2日に再調整のため登録抹消。原監督は前半戦中の1軍復帰について「奇跡的に非常にコンディションが上がればね、そのことはないとは言えないね」と話していた。「奇跡的に」との表現が、五輪も含めて厳しい現実を表していた。

 菅野にとって「生きている間に二度とないかもしれない」と話していた自国開催の東京五輪は、大きな目標だった。昨年から1年延期になり、オフはメジャー挑戦を模索。五輪は進路決断の直接的な理由ではなかったが、残留を決断したことで結果的に出場のチャンスが巡ってきた。「また新たに目標ができたのはすごく大きいです」と日の丸への強い思いを秘めてきた。

 17年のWBC準決勝・アメリカ戦(ロサンゼルス)ではメジャー軍団相手に6回1失点と快投。稲葉監督も大舞台での経験、実績を高く評価していた。今季は9登板で2勝4敗、防御率3・29。出場を目指していた五輪出場を辞退するという苦渋の決断を下したが、代表チームへの思いや仲間を応援する気持ちは変わらない。今後は巨人をリーグ3連覇、日本一に導くために最善を尽くしていく。

Adblock test (Why?)


https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vaG9jaGkubmV3cy9hcnRpY2xlcy8yMDIxMDcwMy1PSFQxVDUxMTUxLmh0bWzSAThodHRwczovL2hvY2hpLm5ld3MvYW1wL2FydGljbGVzLzIwMjEwNzAzLU9IVDFUNTExNTEuaHRtbA?oc=5

2021-07-03 10:02:00Z
52783406643791

Tidak ada komentar:

Posting Komentar