◆東京五輪 競泳男子200Mバタフライ決勝(28日・東京アクアティクスセンター)
本多灯(ともる、アリーナつきみ野SC)が1分53秒73で銀メダル。この種目での日本勢のメダル獲得は、04年アテネ大会から5大会連続となった。準決勝では1分55秒31で全体8位のぎりぎりで決勝に進出した本多は、初の五輪出場で表彰台に立った。本多は「前回(16年リオ五輪)は坂井聖人さんが銀メダルを取って、自分もそれ以上のメダルを取るのが使命」と話していた。
本多は2001年12月31日、神奈川・横浜市生まれの19歳。3歳から水泳を始め、幼稚園児の頃から「オリンピック、オリンピック」と口走っていたという。それが日大藤沢高在学中の19年の世界ジュニア選手権で2位となったことで自信になり、五輪がぐっと近づいたという。20年日本選手権で初優勝、今年の同選手権では自己ベストを塗り替える1分54秒88のタイムで、瀬戸大也を破り、五輪切符を手にした。
その瀬戸は憧れの存在だ。ずっと背中を追いかけてきた。「常にどの大会でも手を抜かずにベストを狙っている。隙がない。すごい選手」と話す。ある時、海外遠征で一緒になり「どうしたら速くなれるのか」と聞いたことがあるという。返事は「練習だよ」の一言だった。シンプルだが、心に響いた。
その大先輩とともに五輪に臨んでいる。準決勝後には「54秒台を狙っていたが、全然届かずに焦りを感じています」と思うような泳ぎができずに戸惑いを見せていたが、一方で「本当にメダルをとりたいという気持ちにシフトすれば、かなうと思う。後半の100メートルで追い上げたい」と話していた。会心のレースでメダルに手が届き、笑顔になった。
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2021-07-28 02:00:00Z
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