Selasa, 09 Februari 2021

ド肝抜かれた!!阪神・佐藤輝の衝撃デビュー弾 - サンケイスポーツ

 ◇阪神春季キャンプ(9日、宜野座)衝撃のデビュー弾! 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=が9日、日本ハムとの練習試合(宜野座)に「2番・左翼」で出場。五回の第3打席にプロ初本塁打、七回の第4打席に決勝二塁打を放つなど、3安打3打点と大暴れした。矢野虎の今年初の対外試合で、堂々の勝利の立役者に。虎のドラ1は、やっぱりすごい! 輝く黄金伝説が幕を開けた。

 ◆大暴れ3安打3打点

 大きな弧を描いた白球が、右翼ポールを巻いて芝生に落ちた。着弾を見届けた佐藤輝は、ゆっくりとダイヤモンドを周り、右手をグッと握りしめた。この一撃が、矢野虎の希望-。今年初の対外試合。黄金ルーキーが、衝撃のデビュー弾で“初陣”を彩った。

 「飛距離は十分。切れなくて、よかったです。これをスタートとして、もっと、どんどん打っていけるようにやっていきたいと思います」

 3-4の五回無死一塁。日本ハムの変則サイド右腕・鈴木健に対し、カウント1-2と追い込まれてから、4球目。内角に食い込んだ125キロスライダーを強振! 長い滞空時間を経て、打球は右翼席に弾んだ。

 一時、逆転となる2ラン。ベンチに戻ると矢野監督、そして先輩たちとエアーハイタッチ。記念すべき“プロ1号”に、白い歯がこぼれた。

 ◆対外試合12球団最速アーチ

 対外試合では、12球団の最速弾。この一撃だけでもインパクトは十分。ただ、これで終わらないのが、昨秋のドラフト会議で4球団が1位で競合した理由だ。

 5-5と追いつかれて迎えた七回1死一塁。一走・小幡が二盗し、得点圏に進むと、目の色が変わる。立野の145キロ直球を引っ張り、右翼線に弾む決勝の適時二塁打。ひと振りでチームを勝利に導く。持っている男が頼もしさを結果で証明した。第1打席には、チーム初安打となる右前打を放ち、3安打3打点の大暴れ。2021年、矢野阪神の初戦で、文句なしのヒーローに輝いた。

 「(家族も)喜んでくれていると思います。結果が出たので、よかったです」

 ◆溺愛する12歳年下の弟・悠くんに癒やされて

 ただでさえ慣れない1年目のキャンプ。しかもコロナ禍で、異例の“ステイホテル”の日々が続く。背中を押してくれるのは家族の存在だ。スマートフォンに送られてくるのは溺愛する12歳年下の弟・悠くんの動画。自身も小学生時代に所属していた甲東ブルーサンダースで白球を追う弟の姿が、外出もままならないキャンプ生活での何よりの癒しとなっている。

 獅子奮迅で対外試合デビューを飾った佐藤輝は「あした(10日)はオフなので、ゆっくりしたいと思います」とほほを緩めた。家族から届くエールで英気を養い、まだまだ続く鍛錬の舞台へ、舞い戻る。この日のプレーにも、決して満足はしていない。第5打席では初めて左腕と対戦し、低めの変化球に空振り三振。左翼守備ではクッションボールにもたつくシーンも。だからこそ、すぐに勝負師の目に戻った。

 「結果が出た反面、反省点もいっぱい出た。次に生かしていきたいと思います」

 これから、何度もアーチを描き、そして虎を勝利に導く。伝説はまだ始まったばかり。宜野座のグラウンドで、佐藤輝はもっと強くなる。(原田遼太郎)

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2021-02-09 11:12:00Z
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